[Financial Express]キエフ、8月15日(AFP/ロイター):ウクライナ軍司令官オレクサンドル・シルスキー氏は木曜日、キエフが国境を越えた攻勢を仕掛けているロシアのクルスク地域にウクライナ軍が行政事務所を設置したと発表した。
「支配地域の法と秩序を維持し、住民の優先的なニーズを満たすために軍司令官事務所が設置された」とシルスキー氏は会談でウォロディミル・ゼレンスキー大統領に語った。
ウクライナ軍が大規模な
ロシア兵の数
ウクライナの特殊部隊は水曜日、キエフがロシア西部のクルスク地域に国境を越えて侵攻した際、100人以上のロシア兵の集団を捕らえたと、ウクライナ保安庁の情報筋が木曜日に明らかにした。
情報筋によると、ロシア軍第488親衛自動車化狙撃連隊とその「アフマト」部隊の兵士102人は、ロシアが本格的な侵攻を開始して以来、同時に捕虜となった兵士としては最大の集団だという。
「彼らは、地下通信施設や人員の宿泊施設、食堂、武器庫、浴場まで備えた、広大でコンクリート造りの堅固な中隊の拠点を四方八方から制圧し掃討した」と情報筋は語った。
ウクライナは8月6日にクルスク地域への奇襲攻撃を開始し、これまでに1,000平方キロ(390平方マイル)を超える地域を支配していると主張している。
情報筋が共有した写真には、コンクリートの掩蔽壕の中で数十人のロシア軍人が地面に座ったり横たわったりしており、ヘルメットや武器が壁の近くに積み上げられている様子が写っている。
情報筋によると、捕らえられたロシア軍兵士は最終的にウクライナ軍捕虜と交換される予定だという。
ウクライナの人権委員ドミトロ・ルビネツ氏は今週、ロシアの人権委員と囚人の交換について協議したと述べた。
ウクライナとロシアは定期的に捕虜を交換している。最新の交換は先月行われた。ウクライナ当局は、2022年2月のロシアの侵攻開始以来、キエフはロシアの捕虜3,405人の帰還を確保したと発表した。
ロシアが村を占拠
ウクライナ東部の主要拠点へ
ロシアは木曜日、自国軍がウクライナ東部の交通拠点であるキエフが掌握するポクロフスクからわずか15キロ(9マイル)離れた最前線の村、イヴァニフカを占領したと発表した。
ロシア国防省は、ロシア軍部隊がウクライナ東部ドネツク州の「イワノフカ村を解放した」とロシア語で述べた。
Bangladesh News/Financial Express 20240816
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/ukraine-sets-up-administrative-office-in-kursk-1723739564/?date=16-08-2024
関連