米議員、違法薬物広告をめぐりメタに圧力

[Financial Express]サンフランシスコ、8月16日(AFP):米議会議員らは16日、メタのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)に対し、同社のプラットフォーム上でのオピオイドやその他の違法薬物の広告に関する詳細を明らかにするよう求めた。

19人の議員が署名した書簡では、テック・トランスペアレンシー・プロジェクトとウォール・ストリート・ジャーナルによる憂慮すべき報告を受けて、こうした広告についての詳細を要求した。

「メタは社会的責任を回避し、自社のコミュニティガイドラインを無視し続けているようだ」と書簡には書かれている。

「この事例で特にひどいのは、これがダークウェブやプライベートなソーシャルメディアページ上のユーザー生成コンテンツではなく、メタ が承認し収益化した広告だったことです。」

テック・トランスペアレンシー・プロジェクトは3月に、インスタグラムとフェイスブックでさまざまな違法薬物を販売する広告が450件以上見つかったと報告した。

非営利の研究グループによると、広告の多くは「意図を隠さず」、処方薬の瓶やコカインの塊の写真を掲載し、人々に注文を促していたという。

TTPの報道によると、調査にはメタの広告ライブラリで「オキシコンチン」「バイコディン」「ピュアコーク」などの用語の検索が含まれていた。

議員らはザッカーバーグ氏に宛てた書簡で、9月6日までにザッカーバーグ氏に回答するよう求めた。

質問には、メタ が自社のプラットフォーム上で違法薬物の広告を何回掲載したか、それに対してどのような対応をしたか、個人の健康情報に基づいて視聴者がそのような広告のターゲットにされたかどうかなどが含まれていた。

メタ氏はこの手紙に返答する予定だ。

「麻薬の売人はさまざまなプラットフォームやコミュニティで活動する犯罪者だ。だからこそ、私たちは法執行機関と協力してこの活動に対抗している」とメタの広報担当者はAFPの取材に答えて述べた。

「当社のシステムは、違反コンテンツを積極的に検出し、取り締まるように設計されており、薬物に関するポリシーに違反する何十万もの広告を拒否しています。」

メタは違法薬物広告を捕捉する能力の向上に投資を続けていると広報担当者は付け加えた。


Bangladesh News/Financial Express 20240817
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-market/us-lawmakers-press-meta-over-illicit-drug-ads-1723826989/?date=17-08-2024