インドのカシミール、9月18日から投票実施へ

[The Daily Star]インド選挙管理委員会は昨日、ヒマラヤ地方のジャンムー・カシミール州で9月18日から州選挙を実施すると発表した。インド政府が同地域の特別自治権を廃止して以来、10年5年ぶりの地方選挙となる。

インドで唯一イスラム教徒が多数派を占める地域であるジャンムー・カシミール州は、1947年にイギリスの植民地支配から独立して両国が誕生して以来、75年以上にわたり隣国パキスタンとの敵意の中心となってきた。

カシミール地方はインド、パキスタン、中国に分割されている。インド統治地域は特別権限を享受していたが、2019年にナレンドラ・モディ首相率いる政府によって取り消され、州は2つの連邦直轄地に分割された。再選挙実施の決定は、カシミールの特別権限取り消しに異議を唱える請願を却下し、州選挙の実施期限を9月30日としたインドの最高裁判所の12月の命令に従ったものである。

選挙管理委員会によると、90人の議員で構成される立法議会選挙には、約900万人が投票登録している。投票は9月18日から10月1日までの3段階に分けて行われる。


Bangladesh News/The Daily Star 20240817
https://www.thedailystar.net/news/asia/india/news/indias-kashmir-vote-polls-sept-18-3679106