インドのオラ・エレクトリックが電動バイクを発売

[Financial Express]ポチャンパリ(タミル・ナドゥ州)8月17日(ロイター):インドの電気自動車メーカー、オラ・エレクトリック・モビリティは株式公開から数日後の木曜日、新たなバイクシリーズを発売し、世界最大の二輪車市場の未開拓分野に進出した。

インドの電動二輪車はほぼすべてスクーターであり、より高価なオートバイは二輪EV全体の売上のわずか1%を占めるに過ぎない。

インドの二輪車メーカーTVSと半導体企業クアルコムの支援を受けるリボルトやウルトラバイオレット・オートモーティブなどの中小規模のEVバイクメーカーは、価格に敏感な市場での販売量不足に苦しんでいる。

先週の新規株式公開で7億3400万ドルを調達したオラ・エレクトリックは、2種類のバイクを発売し、エントリーレベルの「ロードスターX」は1回の充電で200キロ(124.27マイル)走行できると主張した。

同社は発表イベントで、「ロードスター・プロ」モデルには先進運転支援システムやインターネット対応のAI技術などの機能が搭載されていると述べた。

電動バイクは、政府の補助金や広大なEV充電ネットワークの恩恵を受けて、中国と台湾で大きな成功を収めている。しかし、初期費用の高さと航続距離の不安が他の市場での成長の障害となっている。

政府データによると、オラ・エレクトリックは7月に国内の二輪EV販売の39%を占めた。2024年3月期の収益は90%急増したが、まだ黒字化には至っていない。

同社は4月、政府がEV補助金を削減したことを受けて需要を喚起するため、スクーター3車種のうち最も安価な車種の価格を大幅に引き下げ、来年は自社製バッテリーを使用することでコストを削減したいと考えている。

同社は収益目標の一環として、今後3~4年以内にセルに使用する金属を自社で精製する計画もあると、バビッシュ・アガーワル会長がイベントの合間にロイター通信に語った。


Bangladesh News/Financial Express 20240818
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-market/indias-ola-electric-launches-electric-motorcycles-1723912669/?date=18-08-2024