米株式ファンド、2カ月ぶりの週次流出を記録

[Financial Express]ロイター通信によると、米国の投資家は、経済減速と最近の市場変動に対する根強い懸念から、8月14日までの7日間で株式ファンドの保有を減らし、より安全なポジションを増やした。

LSEGのデータによると、投資家は6月12日以来最大の週間売りで米国株式ファンドから純額89億2000万ドルを引き揚げ、一方でマネーマーケットファンドと国債ファンドにそれぞれ161億ドルと33億5000万ドルを流入させた。

リスク資産が最近混乱する中、ファンド投資家はリスク回避姿勢を維持しているが、米国のインフレ指標が穏やかで、7月の小売売上高が好調だったことから、今週は株価が上昇した。

8月14日までの1週間で、米国の大型株ファンドは9週間で最大の60億8000万ドルの純流出を記録した。また、小型株、中型株、マルチキャップファンドもそれぞれ14億1000万ドル、4億400万ドル、7200万ドルの流出を記録した。

セクター別ファンドは4週間ぶりに週次純流入を記録し、3億8000万ドルの増加となった。これは、公益事業セクターへの8億200万ドル、金融セクターへの5億4100万ドルという多額の流入によるものだ。

米国の債券ファンドは35億5000万ドルの純購入を獲得し、11週連続の流入となった。


Bangladesh News/Financial Express 20240818
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/us-equity-funds-see-biggest-weekly-outflow-in-two-months-1723912240/?date=18-08-2024