サウジの保険会社アル・エティハドがムーディーズからA3の格付けを取得

サウジの保険会社アル・エティハドがムーディーズからA3の格付けを取得
[Financial Express]リヤド、8月18日(アラブニュース):サウジアラビアを拠点とするアル・エティハド協同組合保険会社は、同社のサウジアラビア国内での強力な市場地位を反映して、ムーディーズからA3の財務力格付けを取得した。 

ムーディーズは、アル・エティハドの資産の質が良好で、資本の充実度が高く、高リスク資産の量が比較的少ないことをA3の格付けの理由としている。

中堅損害保険会社のアル・エティハドは、さまざまな商業および個人向け保険商品を提供しています。ムーディーズのA3格付けは、同社が中上位格付けに属し、信用リスクが低く、短期債務の返済能力が高いことを示しています。

ムーディーズは「安定的な格付け見通しは、アル・エティハドが引受規律を維持しながら事業を拡大し、強固な資本適正性を維持するという当社の期待を反映している」と述べた。

さらに、「しかし、これらの強みは、競争レベルが高いサウジアラビアの保険市場へのアル・エティハドの集中と、サウジアラビアの保険市場で最も競争の激しい事業分野である自動車保険と医療保険へのアル・エティハドの集中によって部分的に相殺されている」と付け加えた。

報告書はまた、サウジアラビアの保険業界における重要な地位を維持するためにアル・エティハドが注力すべき分野についても強調した。

「さらに、この保険会社はサウジ市場で良い地位にあるが、同様の格付けの同業他社に比べると規模が小さく、統合が進む市場で大手同業他社に遅れを取らないためには、引受規律と事業量の拡大のバランスを取る必要があるだろう」と米国を拠点とする同機関は述べた。

一方、サウジアラビアは、政府および公共部門にわたる雇用機会を提供する統合雇用ポータルを立ち上げた。

ジャダラット・プラットフォームは、サウジアラビアの人材開発大臣アハメド・アル・ラジ氏によって発表された。このオンラインポータルの創設は、国民の失業率を下げるという同国の使命に沿ったものである。

6月に統計総局が発表した報告書によると、今年第1四半期のサウジアラビア国民の失業率は7.6%に達し、前四半期から0.2ポイントのわずかな減少、年間では1.1ポイントの低下となった。


Bangladesh News/Financial Express 20240819
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/saudi-insurance-firm-al-etihad-receives-a3-rating-from-moodys-1724002746/?date=19-08-2024