下院共和党、バイデン氏弾劾報告書を発表:今後の動きは不透明

下院共和党、バイデン氏弾劾報告書を発表:今後の動きは不透明
[Financial Express]ワシントン、8月19日(AP通信):下院共和党は、ジョー・バイデン大統領に対する最初の弾劾調査報告書を発表し、息子ハンター・バイデン氏と家族関係者の金融取引における権力の乱用と司法妨害を主張した。

共和党によるほぼ1年にわたる調査は、大統領の犯罪行為を非難するまでには至っていない。その代わり、民主党全国大会を前に月曜日に発表された約300ページの報告書は、おなじみのテーマを扱っており、バイデン家が憲法で定められた弾劾の厳しい基準に達する不正な方法で事業に「ブランド」を利用したと主張している。

バイデン氏が再選を目指していないため、次の動きは非常に不透明だ。下院共和党は大統領を実際に弾劾するための支持を党内から得ておらず、上院による罷免はさらに先の話だ。共和党の多くは、民主党の大統領候補指名が確実視されているカマラ・ハリス副大統領に注目したいと考えており、いくつかの調査が始まっている。

ホワイトハウスは下院の弾劾調査を「スタント」として却下し、下院共和党議員らに「先に進む」よう促した。

「委員会によって明らかにされた腐敗行為の全体は甚だしい」と下院監視・説明責任・司法・道義委員会は書いている。 報告書は、憲法上の「大統領の甚だしい職権乱用に対する救済策は明らかだ。下院による弾劾と上院による罷免だ」と述べている。

共和党は、下院多数派としての任期の大半を、二度弾劾され起訴された元大統領がホワイトハウスへの復帰を目指すドナルド・トランプ大統領の励ましを受け、バイデン氏とその家族の事業に極度に焦点を当てて過ごしてきた。

弾劾調査は下院共和党の取り組みの要であり、ケビン・マッカーシー前下院議長が下院指導部の座から追われる直前に開始され、マイク・ジョンソン新下院議長の下で昨年12月に正式に開始された。共和党は、バイデン氏がバラク・オバマ前大統領の副大統領だった2009年までさかのぼって、バイデン一家の財政の多くの側面を調査している。


Bangladesh News/Financial Express 20240820
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/house-republicans-release-impeachment-report-on-biden-next-steps-uncertain-1724089147/?date=20-08-2024