スーダンのコレラ流行で22人が死亡

[Financial Express]カイロ、8月19日(AP通信):スーダンでコレラが大流行し、ここ数週間で20人近くが死亡、数百人が感染したと保健当局が日曜に発表した。このアフリカの国は16か月に及ぶ紛争と壊滅的な洪水に見舞われている。

ハイサム・モハメド・イブラヒム保健相は声明で、少なくとも22人がこの病気で死亡し、ここ数週間で県全体で少なくとも354人のコレラ感染者が確認されたと述べた。

イブラヒム氏は、死亡者数の時期や今年に入ってからの累計数は明らかにしなかった。しかし、世界保健機関は、今年7月28日時点でスーダンでコレラによる死亡者が78人記録されていると発表した。また、1月1日から7月28日までの間に2,400人以上がコレラに感染したとしている。

WHOによると、コレラは急速に進行する非常に伝染力の高い感染症で、下痢を引き起こし、重度の脱水症状につながり、治療しなければ数時間以内に死に至る可能性がある。汚染された食物や水の摂取によって感染する。

コレラの流行はスーダンにとって最新の災難である。同国は昨年4月、軍と強力な準軍事組織との間のくすぶる緊張が爆発し、国中で戦争状態に陥った。

紛争により首都ハルツームやその他の都市部は戦場と化し、民間インフラと、すでに疲弊していた医療制度は破壊された。基本的な医療が行き届かず、多くの病院や医療施設が閉鎖に追い込まれた。


Bangladesh News/Financial Express 20240820
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/cholera-outbreak-in-sudan-claims-22-lives-1724089072/?date=20-08-2024