[Financial Express]ロイター通信によると、ウォール街が今年最高の週を記録したことを受け、米株価指数先物は月曜日ほとんど変わらず、投資家は利下げの兆候を求めてジャクソンホールでのパウエル連邦準備制度理事会議長の演説を待ち望んでいる。
先週、消費者物価指数や小売売上高報告などの一連の経済データが世界最大の経済大国の景気後退に対する投資家の懸念を和らげ、主要株価指数3つすべてが上昇した。
この上昇は、7月の米国失業率が予想以上に上昇したことが引き金となって今月初めに世界市場で暴落した後に起きた。
ゴールドマン・サックスは、最新の週間失業保険申請件数と小売売上高報告を受けて、米国が今後12カ月以内に景気後退に陥る確率を25%から20%に引き下げた。
FRBの前回の政策会合の議事録は水曜日に発表される予定で、パウエル議長は金曜日にジャクソンホールで開催される経済シンポジウムで講演する予定であり、投資家は9月の利下げを認める兆候がないか注目している。
ジェフリーズのアナリストらは「パウエル議長は市場に落ち着きを与え、FRBは利下げに動いているがパニックになる必要はないと示唆すると期待している」と述べた。
「彼は雇用情勢の減速を認めるだろうが、経済全般は依然として底堅いと示唆するだろう。」
ミネアポリス連銀のニール・カシュカリ総裁は、労働市場が弱まる可能性が高まっているため、9月に金利を引き下げる可能性についての議論は適切だと述べたと報じられた。
先週末、シカゴ連銀のオースタン・グールズビー総裁は来月利下げを行わなければ雇用市場に悪影響を与える可能性があると発言した一方、報道によるとサンフランシスコ連銀のメアリー・デイリー総裁は借入コストの調整を検討する時期が来たと述べたという。
CMEフェドウォッチツールによると、トレーダーらは現在、FRBが9月に25ベーシスポイント(ブプス)の利下げを行う可能性を73.5%とみているが、1週間前には50ブプスと25ブプスの利下げが半々だった。
投資家らはまた、月曜日遅くに発表されるクリストファー・ウォーラー連銀理事のコメントを待っている。
東部時間午前7時13分時点で、ダウEミニ指数は4ポイント、つまり0.01%下落した。
Bangladesh News/Financial Express 20240820
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/us-stock-index-futures-pause-after-last-weeks-rally-1724090407/?date=20-08-2024
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