抗議に直面してDU学部長2人が辞任

抗議に直面してDU学部長2人が辞任
[The Daily Star]ダッカ大学文学部学部長のアブドゥル・バシール教授と美術学部学部長のニサル・ホセイン教授は、学生の抗議活動を受けて昨日辞任を余儀なくされた。

午前中、学生たちはキャンパス内で別々にデモを開始し、アワミ連盟が支援する「ブルーパネル」教員組合から選出されたこの2人の学部長の辞任を要求した。

しかし、副学長のポストが現在空席であるため、彼らの辞任は直ちには有効にならない。

さらに、学生たちは、法学部長でありブルーパネル教員組合のリーダーであるラフマトゥラー教授の辞任を要求した。

学部長は不在だったため、この報告書の執筆時点で辞職していたかどうかは不明である。その間、学部長のオフィスは抗議する学生たちによって封鎖されていた。

学生らは、3人の学部長が7月の運動中にアワミ連盟政府による大量殺戮を支持したために辞任を求められたことを明らかにした。

午前11時半頃、約50人の学生が芸術学部の建物の前に集まり、バシール教授の辞任を要求した。教授は追放された独裁政権の側近であり、昨年のラマダン中にキャンパスで行われたコーラン朗読プログラムに参加した学生に理由説明通知書を発行していたと主張した。

約1時間後、アブドゥル・バシール教授は辞表を書き、署名した。

「私は文学部の学部長の職を辞任します。これに関して必要な措置を講じてください」と、DU副学長に宛てた辞表には書かれている。

当時、抗議活動に参加していた学生たちは学部長のオフィスでコーランの詩を暗唱し、学部長の導きを祈った。

一方、美術学部長のニサール・ホセイン教授は、同じくドゥアラ大学学長に宛てた辞表の中で、「私は、反差別学生運動中に大量殺戮と独裁政治を支持する立場を取ったとして美術学部長の辞任を含む4項目の要求を記した書簡を受け取りました。現時点では、彼らの主張がどの程度客観的で、辞任要求がどの程度論理的であるかを検証する余地はありませんので、私は、主張に関係なく学部長としての職務から解任されることを要請します」と書いている。

連絡を受けたDUの副学長シテシュ・チャンドラ・バチャー氏は、辞任は新学長が任命され次第有効になると述べた。


Bangladesh News/The Daily Star 20240820
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/2-du-deans-step-down-face-protests-3681441