中国の大湾区富裕層向け投資スキームに含まれる証券会社10社にCITIC、CICCが含まれる

[Financial Express]香港、8月20日(ロイター):中国と香港は、住民が国境を越えて投資できる試験的な富裕層向け制度を拡大し、両国最大手証券会社を含む証券会社10社を第一弾として追加する予定だと、事情に詳しい2人の関係者がロイター通信に語った。

関係者によると、10社の証券会社には香港上場の中国中信証券、中国国際集団公司(C国際刑事裁判所)、華泰証券、GF証券などが含まれる。

情報筋によると、招商証券、平安証券、国泰君安証券、国森証券、国投証券、中泰証券も第1陣に含まれているが、メディアに話す権限がないとして名前を明かすことを拒否した。

中国証券監督管理委員会と香港証券先物委員会はロイターのコメント要請に直ちには応じなかった。

国投証券にコメントを求めたが、すぐには連絡がつかなかった。他の9社もロイターの問い合わせにはすぐには返答しなかった。

経済減速と市場の不安定化により国内資産が圧迫される中、国境を越えた投資スキームへの新規参入者は、海外投資を求める中国人投資家からの需要増加の恩恵を受けることになるだろう。

2021年後半に開始された、いわゆる「ウェルスコネクト」制度により、香港と隣接する広東省南部の9都市の住民は香港とマカオの銀行が販売する投資商品を購入できるようになり、また、この2つのオフショアセンターの住民は世界第2位の経済大国香港で同様の投資商品を購入できるようになる。

この制度の拡大は、富裕層地域の中国のより洗練された証券投資家に海外投資の新たなチャネルが与えられ、海外投資制度がますます割当量の不足に直面する中、中国の厳格な資本規制の下で新たなアクセスを獲得することを意味する。

中国人民銀行のデータによると、この制度の下で本土の投資家はこれまでに154億元(21億6000万ドル)をオフショア商品に投資しており、香港とマカオの住民が北向きに投資した金額は2460万元となっている。

公式データによると、富裕層中国人が国内経済や不動産セクターの低迷、人民元の下落による利益を守ろうとする中、この制度により中国本土の顧客からオフショア拠点への投資が今年大幅に増加した。


Bangladesh News/Financial Express 20240821
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/citic-cicc-among-10-brokerages-included-in-chinas-greater-bay-area-wealth-scheme-1724172417/?date=21-08-2024