原油需要の懸念で湾岸主要市場は低迷

[Financial Express]ロイター通信によると、湾岸諸国の主要株式市場は火曜日、原油需要の低迷に対する懸念から低調だったが、来月の米国利下げ期待の高まりがいくらか支援材料となった。

湾岸諸国の金融市場の触媒である原油価格は、中東の供給途絶に対する懸念が和らぎ、また中国経済の弱さに対する懸念も需要見通しに重くのしかかったことから、小幅下落した。

カタールでは指数が0.1%下落し、カタール国際イスラム銀行は1.2%下落した。

ドバイの主要株価指数は0.1%下落し、首長国連邦の公共駐車場運営を監督するパーキン社の株価は1.4%下落した。

アブダビでは指数は横ばいだった。

サウジアラビアの主要株価指数は、不安定な取引の中でアルラジヒ銀行の1%上昇に支えられ、0.1%上昇した。

石油大手サウジアラムコは0.7%下落した。

ロイターが実施した調査では、米連邦準備制度理事会(FRB)は2024年の残り3回の会合でそれぞれ25ベーシスポイントの利下げを行う予定で、景気後退の可能性は低いと答えたエコノミストがわずかに過半数を占めた。これは先月予想された利下げ幅より1ポイント多い。

FRBの政策担当者らはここ数日、9月に金利を緩和する可能性があることを示唆している。

湾岸協力会議(GCC)の6カ国では、ほとんどの地域通貨が米ドルに固定されているため、金融政策は通常、FRBの決定によって導かれる。


Bangladesh News/Financial Express 20240821
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/major-gulf-markets-subdued-on-oil-demand-concerns-1724172385/?date=21-08-2024