麻薬を詰めた偽スイカ、米国境警備隊を騙せず

[Financial Express]ニューヨーク、8月22日(BBC):米国の国境警備隊は、スイカの積荷の中に隠された500万ドル相当のメタンフェタミンを積んだトラックを米国とメキシコの国境で押収した。

薬物は果物に似せて2色の緑色に塗られたプラスチックで包まれ、本物のスイカの間に入れられていた。計1,220個の包装に詰められた2トン以上のメタンフェタミンが警官によって押収された。

農産物の中に麻薬を隠すのは、違法薬物を国境を越えて密輸する一般的な方法だ。バナナの密輸が最も多いが、最近はゴーダチーズやアボカドの中に麻薬が隠されていることが警察によって発見されている。

米税関・国境警備局の当局者は、職員がオタイ・メサのメキシコ国境でトレーラーを牽引するトラックを止めたと述べた。

書類によると、運転手はスイカを積んでいたとされていたが、検査の結果、荷物の中にメタンフェタミンが含まれていたことが判明した。

単にメタンフェタミンとしても知られるこの薬物は、強力で中毒性の高い覚醒剤である。運転手は国土安全保障省の職員に引き渡された。

この押収は、同じ国境検問所の職員がセロリの積荷の中に約300キロのメタンフェタミンを発見してから1週間後に起きた。

BBCの米国パートナーであるCBSニュースによると、押収された麻薬は両方とも総額600万ドルに上る。メキシコの麻薬カルテルは米国へのメタンフェタミンの主要生産者および供給者である。

2月にメキシコの治安部隊は近年発見された中で最大の麻薬研究所で40トン以上の麻薬を押収した。

メキシコ当局は、この研究所には化学物質の製造に使われる主要設備である遠心分離機、ボイラー、凝縮室が200台以上あると述べた。


Bangladesh News/Financial Express 20240823
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/fake-watermelons-full-of-drugs-fail-to-fool-us-border-agents-1724348316/?date=23-08-2024