ギリシャの石油タンカー、紅海での攻撃で漂流し炎上

[Financial Express]ドバイ、8月22日(AP通信):紅海を航行中のギリシャ船籍の石油タンカーが水曜日、度重なる攻撃を受け、イエメンのフーシ派反政府勢力によるものとみられる襲撃を受け、同船は「指揮下に置かれず」炎上したまま漂流していると英軍が発表した。

この数週間で紅海で起きた最も深刻な攻撃は、毎年1兆ドル相当の貨物が通過する貿易ルートを混乱させているガザ地区でのイスラエルとハマスの戦争をめぐり、フーシ派が船舶を標的とした数ヶ月に及ぶ作戦の最中に起きた。

英国軍の英国海上貿易作戦センターによると、攻撃ではまず、反政府勢力が支配するイエメンの港湾都市ホデイダの西約140キロの地点で小型船に乗った男たちが小火器で発砲した。

また、4発の発射体も同艦に命中したと付け加えた。それがドローンかミサイルかはすぐには明らかにならなかった。

「同船は指揮下にないと報告している」とUKMTOは述べた。これはおそらく全動力を失ったことを意味する。「死傷者の報告はない」

その後、UKMTOは、船が紅海で炎上しながら漂流していると警告した。

ギリシャ海運省は後に、この船がタンカー「スニオン」号であると特定した。攻撃当時、この船にはイラクからキプロスへ向かう途中、乗組員25人が乗船していた。

水曜日遅く、UKMTOは、アデン湾で2隻目の船が標的となり、その近くの海域で3回の爆発が発生したが、被害はなかったと報告した。

フーシ派は攻撃の責任をすぐには認めなかったが、攻撃を認めるまでには数時間、あるいは数日かかることもある。しかし、彼らはホデイダでの米軍の空爆を認めており、米軍中央軍はフーシ派の地対空ミサイルとレーダーシステムを破壊したと発表した。

フーシ派は、10月にガザでの戦争が始まって以来、ミサイルやドローンで80隻以上の船舶を攻撃してきた。この作戦でフーシ派は船舶1隻を拿捕し、2隻を沈没させ、船員4人も死亡した。


Bangladesh News/Financial Express 20240823
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/greek-oil-tanker-drifting-and-ablaze-after-red-sea-attacks-1724348220/?date=23-08-2024