米自動車安全規制当局、GMのクルーズ・ロボットタクシーの調査を終了

[Financial Express]ニューヨーク、8月22日(ロイター):米道路交通安全局は、ゼネラル・モーターズ(GM)傘下のクルーズが運行する自動運転配車サービス車両1,194台で発生した急ブレーキと車体固定の問題に関する予備調査を終了すると発表した。

NHTSAは木曜日、クルーズのリコールとデータ分析の見直しにより、ソフトウェア更新後に急ブレーキ事故が減少したことが示されたことを受けて、2022年12月に開始した評価を終了すると発表した。

ロボタクシー部門は今月初め、米国で自動運転システムを搭載した全車両に影響を及ぼすリコールを申請した。

NHTSAは、欠陥調査局がクルーズの自動運転システムによる7,632件の事故の急ブレーキデータを分析した結果、クルーズの車両が10件の衝突事故に関与し、そのうち4件で道路利用者の弱者が負傷したと判断したと述べた。

クルーズ社は、昨年10月に同社のロボットタクシーが歩行者をはねて20フィート(6メートル)引きずる事故を起こしたことを受けて、依然として米司法省と証券取引委員会による調査を受けている。

同社は、アルファベット傘下のウェイモやアマゾン傘下のズークスなど他の自動運転車技術企業とともに、自社の車両が関与する複数の事故を受けて安全上の懸念から厳しい規制当局の監視を受けている。

クルーズは4月にアリゾナ州フェニックスで少数の人間が運転する車両で米国での運行を再開し、監視下にある試験車両全台のソフトウェアを更新したと発表した。

しかし、10月の事故とその後の調査を受けて、クルーズのCEOは昨年辞任し、その後ゼネラルモーターズは自動運転ユニットへの支出を縮小する計画を発表した。

カリフォルニア州のロボットタクシーの運行を規制するカリフォルニア州公益事業委員会は、10月の事故について同委員会に完全な情報を速やかに提供しなかったとして、クルーズ社に最高額の罰金11万2500ドルを科した。


Bangladesh News/Financial Express 20240823
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/us-auto-safety-regulator-closes-probe-into-gms-cruise-robotaxis-1724349634/?date=23-08-2024