アジア市場は大部分が下落 —

[Financial Express]CNBCによると、投資家がジャクソンホールで開かれる世界の中央銀行総裁の会合での米連邦準備制度理事会(FRB)のジェローム・パウエル議長の発言を待ち望んだため、アジア太平洋市場は金曜日、大半が下落した。

パウエル議長はこれまでジャクソンホールで幅広い政策構想を概説し、米国の政策の方向性についてヒントを提供してきた。

アジアでは、日本のデータによると、7月の総合インフレ率は前月から変わらず2.8%だった。

生鮮食品価格を除いたコアインフレ率は2.7%で、ロイターが調査したエコノミストの予想と一致し、6月の2.6%を上回った。

日本の日経平均株価は0.4%上昇して38,364.27となり、TOPIXは0.5%上昇して2,684.72で取引を終えた。両指数ともアジア市場が暴落する前日の8月1日以来の高値となった。

ロイター通信によると、日本銀行の上田一男総裁は金曜日、国会で、中央銀行は市場の動向を「引き続き厳重に監視する」と述べ、市場は依然として不安定だと付け加えた。

韓国のKOSPIは0.22%下落して2,701.69で取引を終え、小型株のコスダックは小幅下落して773.26で取引を終えた。小型株指数は3日連続で下落した。

オーストラリアのS香港ハンセン指数は最終時間時点で0.14%下落したが、中国本土のCSI300は下落から反転し0.42%上昇し、3,327.19で取引を終えた。CSIは6カ月ぶりの安値に落ち込んだが、その後上昇に転じた。

中国のハイテク大手アリババグループは金曜日早朝、声明の中で、香港での二次上場を一次上場に変更し、香港とニューヨークの両方で二重上場すると発表した。

「当社の自主的な二重主要上場への転換には、新株の発行や資金調達は一切伴わない」と付け加えた。


Bangladesh News/Financial Express 20240824
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/asia-markets-mostly-lower-1724430587/?date=24-08-2024