CHT協定を完全に実施する

CHT協定を完全に実施する
[The Daily Star]チッタゴン丘陵地帯協定履行運動は暫定政府に対し、CHT協定を完全に履行するために、明確な実行可能な計画と、説明責任を果たすための具体的な期限と仕組みを策定するよう求めている。

同運動の代表者は昨日、ダッカ記者団連合会での記者会見でこの呼びかけを行い、CHT地域に平和と安定を確立するためには、26年間ほとんど履行されなかった協定の中核的要素を実施することが不可欠であると強調した。

彼らはこの点に関して7項目の要求を提示した。

要求には、CHT地域における軍の監視を終わらせること、協定に基づいて地域評議会とCHTの3つの地区評議会に権限を与え、民主的で代表制の、効果的な地方統治を確保すること、CHTの人々の土地の権利と再定住を確保すること、彼らを国の主流の経済発展に組み込むこと、平原地帯のすべての地方自治体で先住民のために特別な議席を確保すること、平原地帯の先住民の特定のニーズと課題に対処するために平原地帯の先住民のための別の土地委員会を設立することなどが含まれている。

ダッカ大学社会学部の教師であり、この運動の共同コーディネーターでもあるカイルル・チョウドリー氏が要求を提示した。

これらの要求を実行するために、運動は政府に対して、CHT協定実施委員会の再編、CHT土地紛争解決委員会の緊急改革、地域評議会との対話の開始、CHT問題省への諮問委員会の再編を含む5つの即時行動を提案した。

デュッセルドルフ大学マスコミュニケーション・ジャーナリズム学部のロバエト・フェルドゥス教授は、丘陵地帯の先住民コミュニティが直面している抑圧に取り組む時が来たと語った。

「過去50年間、山岳地帯の住民は厳しい軍政下で暮らしてきた。国内の他の61地区が民主的な統治下にあるのに、なぜ残りの3地区が軍の支配下に置かれなければならないのか」と同氏は疑問を呈した。

アディヴァシ・フォーラムのディパヤン・キサ氏とバングラデシュ先住民族フォーラムのミェンテイン・プロミラ氏も講演し、同運動の共同コーディネーターのジャキル・ホセイン氏が司会を務めた。


Bangladesh News/The Daily Star 20240825
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/implement-cht-accord-fully-3685716