BBがSIBL理事会を解散

[Financial Express]バングラデシュ銀行(BB)は、イスラミ銀行とナショナル銀行に続き、混乱に陥っている非伝統的銀行の再編を進めるため、ソーシャル・イスラミ銀行(SIBL)の取締役会を解散した。

同時に、銀行規制当局は取締役会も再編し、銀行の創立株主であるモハンマド・レザウル・ハック博士(退職)を5人のメンバーからなる新たな取締役会の理事に任命した。

4人の独立取締役は、BBの元執行役員であるマクシュダ・ベグム氏、ダッカ大学財務学部の教授であるM・サディクル・イスラム博士、ルパリ銀行の元副専務取締役であるM・モルシェド・アラム・カンドカル氏、公認会計士のM・アンワル・ホセイン氏である。

中央銀行の銀行規制政策局(BRPD)は日曜日、SIBLの取締役に銀行の取締役会の再編に関する書簡を出した。

今回の解散により、銀行規制当局は、イスラミ銀行に続いてシャリア法に基づく2つの銀行を、チッタゴンを拠点とする物議を醸している複合企業Sアラム・グループの管理から解放した。

2017年以降、他のイスラム銀行とともにSIBLを支配してきたSアラム・グループは、特に採用と融資実行の分野でSIBL内で不正行為や非倫理的な銀行業務に携わっていたとされている。

疑惑を受けて、バングラデシュ銀行はSアラム・グループの代表者が多数を占める既存の取締役会を解散し、銀行の業務を監督する新たな取締役会を任命した。

これに先立ち、中央銀行は8月22日にサラームが支配するイスラミ銀行の取締役会を解散し、ルパリ銀行の元常務取締役であるモハメド・オバイド・ウラー・アル・マスード氏を新取締役会の会長に任命して再編した。

国家権力の移行に伴い中央銀行の責任者に就任した新総裁のアフサン・H・マンスール博士は、2024年8月20日に同国の初代国立銀行の理事会を解散し、金融セクター改革計画を開始した。

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Bangladesh News/Financial Express 20240826
https://today.thefinancialexpress.com.bd/first-page/bb-dissolves-sibl-board-1724610551/?date=26-08-2024