マズムダー、サラファトの銀行口座が凍結される

マズムダー、サラファトの銀行口座が凍結される
[The Daily Star]バングラデシュ金融情報局(BFIU)は昨日、銀行に対し、エクイシム銀行とナッサ・グループの会長ナズルル・イスラム・マズムダー氏と、パドマ銀行の元会長チョウドリ・ナフィーズ・サラファト氏、およびその家族の口座を凍結するよう要請した。

マネーロンダリング対策当局は別の書簡で、第一段階として今後30日間口座を凍結するよう金融機関に指示した。また、情報部は銀行に対し、ロッカー施設を停止するよう指示した。

サラファット氏とマズムダー氏は、2008年から民間銀行所有者フォーラムであるバングラデシュ銀行協会(BAB)の会長も務めており、バングラ語の日刊紙デイニーク・バングラの所有者でもある。

両氏は過去15年間のアワミ連盟政権の大きな恩恵を受けた人物だ。

事情を知る関係者によると、マズムダー氏はBAB総裁としての立場を利用して、自身の事業に有利になるように銀行部門の重要な政策を変更し、規則や規制を回避して融資を受けていたという。

例えば、2021年のジャナタ銀行の第654回取締役会では、マズムダー氏のナサ・グループの2社、ナサ・タイペイ・スピナーズとナサ・スピナーズに対して26億1千万タカの利子免除制度が承認された。

中央銀行は当初、ジャナタが銀行規範に違反する免除を承認したためこの融資制度を拒否したが、後にこの決定を撤回した。

同氏は、権力の中枢へのアクセスを確実にするため、銀行から資金を集め、その小切手をシェイク・ハシナ前首相に直接手渡すつもりだと述べた。

ハシナ氏と同じくゴパルガンジ出身のサラファト氏は、資金難に陥っていたパドマ銀行にさまざまな便宜を図り、競争の激しいセクターで非銀行金融機関の免許を取得するために影響力を行使した。

汚職防止委員会は最近、サラファト氏がパドマ銀行を差し押さえ、株式市場から80億タカを横領した疑いで捜査を開始した。


Bangladesh News/The Daily Star 20240826
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/crime-justice/news/mazumder-sarafats-bank-accounts-be-frozen-3686486