政府はブラックマネーに容赦しない

政府はブラックマネーに容赦しない
[The Daily Star]暫定政権はブラックマネーを生み出す余地を一切残さず、バングラデシュ銀行はすでに海外に流出した資金を国内に戻す取り組みを行っていると、サレフディン・アハメド財務顧問が昨日語った。

彼はダッカの国家経済会議(NEC)計画委員会で国連代表団と会談した後、これらの発言をした。

同国の中央銀行の元総裁でもあるアハメド氏は、暫定政府は2024~25年度の予算措置の修正に関する多くの提案を受けていると述べた。

「したがって、予算は修正されるだろうが、この点に関して一方的な決定は下されない」と彼は付け加え、ブラックマネーを生み出す余地は与えられないと強調した。

同国の対外債務に関する質問に答えて、アハメド氏は、対外負担の増大を考慮して、今後は融資は選択的に行われるだろうと述べた。

同氏は「何年もかかるプロジェクトには外国からの融資は受けない」と付け加えた。

同日早朝、ダッカ駐在の米国大使館臨時代理大使ヘレン・ラフェイブ氏が事務局のアハメド氏を訪問し、バングラデシュの労働者の権利に関する米国の見解を伝えた。

会議では、ラナプラザ崩壊後にオバマ政権が取り消したバングラデシュへの一般特恵関税制度(GSP)付与の問題が議論された。

アハメド氏は労働者の権利に関する問題はすぐに解決されるだろうと述べたものの、この問題に関する議論の詳細については触れなかった。

アハメド氏は、いくつかの問題が残っているため、一定の条件が満たされれば、米国がバングラデシュに対するGSPの恩恵を復活させる可能性があると予想している。

「一部の米国企業は、収益を母国に送金できないと不満を漏らしている。また、多くの米国企業が米国で禁止されている」と述べ、問題解決のため米国の高官代表団が間もなくバングラデシュを訪問すると付け加えた。

同氏は、米国はバングラデシュにとって政治的にも経済的にも重要な国だと述べた。

経済的な観点から見ると、バゲルハットやピロジプールを含む沿岸地域の堤防のほとんどは米国の資金で建設された。


Bangladesh News/The Daily Star 20240826
https://www.thedailystar.net/business/news/govt-give-no-quarter-black-money-3686691