ガザ停戦交渉で合意なし

ガザ停戦交渉で合意なし
[Financial Express]カイロ、8月26日(ロイター/BBC):カイロで行われたガザ停戦協議では日曜、ハマスもイスラエルも仲介者が提示したいくつかの妥協案に同意しなかったとエジプトの治安筋2人が語り、10か月に及ぶ戦争を終わらせるための米国の支援による最新の取り組みが成功する可能性に疑問が投げかけられた。

しかし、米国の高官は会談は「建設的」であり、双方が「最終的かつ実行可能な合意」に達するという精神で行われたと述べた。

「作業部会を通じて今後数日間にわたりプロセスが継続され、残りの問題や詳細についてさらに検討される」と匿名を条件に語った当局者は述べ、チームはカイロに留まると付け加えた。

数カ月に渡る断続的な協議では、イスラエルのガザ地区での壊滅的な軍事作戦を終わらせることや、戦争のきっかけとなった10月7日のハマスによるイスラエル攻撃で捕らえられた人質の解放について合意に達することができなかった。

ジェイク・サリバン米国家安全保障担当大統領補佐官はカナダのハリファックスで記者会見し、ワシントンは依然として停戦と人質合意を得るためにカイロで「熱心に」取り組んでいると述べた。

米国、エジプト、カタールが仲介する継続中の協議における主な争点には、ガザ地区の南側とエジプトの国境に沿った全長14.5キロ(9マイル)の狭い土地、いわゆるフィラデルフィア回廊におけるイスラエルの存在などがある。

エジプトの情報筋によると、仲介者らは、イスラエル軍がガザ地区の中央を横切るフィラデルフィア回廊とネツァリム回廊に駐留することについていくつかの代替案を提示したが、いずれも当事者らに受け入れられなかったという。

イスラエルはまた、ハマスが釈放を要求しているパレスチナ人被拘禁者数名に対しても留保を表明し、彼らが釈放された場合にはガザからの退去を要求したと関係筋は付け加えた。

米政府高官は、カタールとエジプトがハマスの幹部と会談し、提案の詳細を検討する土曜日の準備として、残る溝を埋めるために、木曜日以来、イスラエル、米国、エジプトのチーム間で多くのやり取りが行われてきたと述べた。


Bangladesh News/Financial Express 20240827
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/no-agreement-in-gaza-truce-talks-1724697927/?date=27-08-2024