北部で70の先住民家族が襲撃される

[The Daily Star]8月5日にハシナ首相率いるアワミ連盟政権が崩壊して以来、北部5地区の先住民族コミュニティの少なくとも70世帯が攻撃を受けている。

3日間続いた暴力により、25人が負傷し、重大な物的損害が発生した。

ディナジプールのコミュニティを代表する学生団体「アディヴァシ・チャトラ・ジャナタ」が昨日、ディナジプール・プレス・クラブで開かれた記者会見で詳細を明らかにした。

同組織のリーダーであるイシュワル・トゥドゥ氏が基調講演を行い、攻撃の規模を詳細に説明した。

暴動は8月5日から8月7日の間に発生し、ディナジプール、タクルガオン、ラジシャヒ、チャパイナワブガンジ、ナオガオンの各地区に影響を及ぼした。

攻撃には略奪、破壊行為、放火が含まれていた。

襲撃者たちは家屋の破壊に加え、池から魚を略奪し、農作物を破壊または盗み、経済的損失の総額はおよそ2500万タカと推定されている。

攻撃の深刻さにもかかわらず、正式な訴訟はまだ起こされていない。

この暴力行為には、ディナジプール州カハロール郡のカンタジュ寺院へ向かう途中にある、歴史的なテバガ運動を記念する記念碑であるシドゥ・カヌ像の汚損も含まれていた。

学生リーダーたちは政府に、損傷した彫刻を修復するよう求めた。

記者会見で強調された具体的な事件には、ディナジプールのビラル郡ピパラ村とビルガンジ郡での家屋への放火と略奪があり、多くの住民が恐怖から避難を余儀なくされたことなどがある。

ボチャガンジでは先住民族コミュニティに属する12ビガの土地が押収され、パルバティプール郡では家屋に火がつけられ占拠された。

タクルガオンのラニサンカイル郡でもさらなる攻撃が報告され、4軒の家屋が焼失した。

ラジシャヒのゴダガリ郡では、いくつかの村が標的となり、100万タカ相当の貴重品が略奪された。チャパイナワブガンジ・サダール郡でも同様の事件が発生し、複数の池の魚が略奪され、ナオガオンのパトニトラ郡でも先住民族の家族が経営する商店が略奪された。

記者会見に出席した学生たちは、攻撃の徹底的な調査と、被害を受けた地域を守るための政府の即時の行動を要求した。


Bangladesh News/The Daily Star 20240828
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/70-indigenous-families-attacked-the-north-3688151