小麦、トウモロコシ、大豆は上昇後に下落したが、いずれも週足では上昇に向かう

小麦、トウモロコシ、大豆は上昇後に下落したが、いずれも週足では上昇に向かう
[Financial Express]ロイター通信によると、シカゴの小麦、トウモロコシ、大豆の先物は金曜日に下落した。トレーダーらは、2週間にわたる上昇で価格が4年ぶりの安値付近から上昇したが、供給が豊富であるため契約が過大評価されていると判断したためである。

それにもかかわらず、これら 3 つの作物はいずれも週ごとの増加傾向にある。

シカゴ商品取引所(CBOT)で最も取引量の多い小麦先物は、0035 GMT時点で0.4%下落して1ブッシェル5.72-1/2ドルとなったが、週間では4.2%上昇し、2週連続で上昇した。

CBOTトウモロコシは0.1%下落して1ブッシェル当たり4.10-1/4ドルとなったが、先週金曜日の終値からは2.2%上昇し、2週連続で上昇した。一方、大豆は0.2%下落して1ブッシェル当たり10.21-1/2ドルとなったが、週では2.1%上昇し、3週連続で上昇した。

上昇は投機筋が多額の空売りポジションの一部を解消したことが要因だ。価格上昇を促したのは、米国の輸出需要を刺激したドル安と西ヨーロッパの小麦生産低迷だ。

しかし、トレーダーらによると、木曜日には流れが一転し、商品ファンドは契約が過大評価されていると判断し、CBOTのトウモロコシ、小麦、大豆を売り越したという。

黒海地域から安価な小麦が引き続き流入し、価格に圧力をかけている。また、米国は、生育期の終わりに乾燥した天候が予想されるにもかかわらず、トウモロコシと大豆の収穫が間もなく始まり、新たな供給が大量に発生すると予想されている。

多くのトレーダーは、大きな動きをする前に、来週、米国農務省が9月の収穫予測を発表するのを待っている。

証券会社ストーンXは今週、米国のトウモロコシ生産予想を152億700万ブッシェルから151億2700万ブッシェルに引き下げ、大豆生産予想を44億8300万ブッシェルから45億7500万ブッシェルに引き上げた。


Bangladesh News/Financial Express 20240907
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/wheat-corn-and-soy-slip-after-rally-but-all-head-for-weekly-gains-1725638044/?date=07-09-2024