イラン大統領、初の外遊で水曜にイラクを訪問

[Financial Express]テヘラン、9月8日(AFP):イランのマスード・ペゼシュキアン大統領は水曜日に隣国イラクを訪問すると国営メディアが日曜に報じた。同大統領にとって7月の就任以来初の外遊となる。

ペゼシュキアン氏はイランの高官代表団を率いてバグダッドに行き、イラクの高官と会談する予定。

この訪問はイラクのモハメド・シーア・アル・スーダニ首相の招待によるものだと、国営イラン通信社IRNAがバグダッド駐在イラン大使のモハメド・カゼム・アル・サデグ氏の発言として伝えた。

サデグ外相は、両国は協力と安全保障に関する覚書に署名すると述べたが、詳細は明らかにしなかった。

同氏は、この協定はイランの故エブラヒム・ライシ大統領のイラク訪問の際に調印される予定だったと述べた。

しかしライシ氏は5月、当時の外務大臣ホセイン・アミール・アブドッラーヒアン氏とともに、イラン北部の霧に覆われた山腹にヘリコプターが墜落し、死亡した。

ペゼシュキアン大統領は就任以来、イスラム共和国の近隣諸国との関係強化を「優先する」と誓っている。

どちらもシーア派が多数派を占める国であるイランとイラクの関係は、過去20年間でより緊密になってきた。

テヘランはイラクの主要貿易相手国の一つであり、バグダッドではイラク同盟国が議会と現政権を支配しており、大きな政治的影響力を持っている。

2023年3月、両国は、イランがイラク北部のクルド人反政府グループを攻撃した数か月後に、共通の国境をカバーする安全保障協定に署名した。

その後、両国はイランのクルド人反政府勢力を武装解除し、国境地域から撤退させることに合意した。

テヘランは、これらのグループがイラクから武器を輸入し、イラン系クルド人女性マハサ・アミニさんの拘留中の死亡後に勃発した2022年の抗議活動を煽動したと非難している。


Bangladesh News/Financial Express 20240909
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/irans-president-to-visit-iraq-wed-on-first-foreign-trip-1725808815/?date=09-09-2024