[The Daily Star]国家人権委員会(NHRC)は昨日、2024年9月8日付デイリー・スター紙に掲載された「負傷した父親の病院代を払うため女児が売られる」という記事を自主的に調査し、ディナジプールの副長官にこのニュースに関する報告書を提出するよう求めた。
NHRCのプレスリリースによると、委員会は報告書の内容を深刻に懸念しており、影響を受けた家族の権利を保障するための行動を開始した。
NHRCはディナジプールのDCにこの件を調査し、10月15日までに報告書を提出するよう指示した。
これには、アブドゥル・ラシッドの適切な治療の確保、売られた子供の状況に関する夫婦の意見の収集、子供の福祉の確認などが含まれる。さらに、委員会は家族への経済的支援の提供も求めている、と付け加えた。
委員会は自らの職権で、この事件を悲惨な人権侵害と称した。
医療費を賄うために子供を売ることは重大な問題であり、国家の基本的な責任である国民への適切な医療の保証の失敗を浮き彫りにするものである、と声明は述べている。
NHRCは、政府系病院で無料手術を受けられるにもかかわらず、夫婦がこのような極端な手段に頼らざるを得なかったことを特に懸念している。
委員会は、ディナジプール医科大学病院でなぜこれほど高額な費用が発生したのか疑問視しており、さらに調査する予定である。
報道によると、生まれたばかりの女児が、ディナジプール・サダール郡カタパラ村の日雇い労働者である両親のアブドゥル・ラシッドさんとロケヤさんによって3万7000タカで売られたという。8月4日の反差別学生運動中に起きた抗議者、アワミ連盟活動家、警察の衝突でラシッドさんが撃たれた後、夫婦はラシッドさんの病院代を払うためにこの決断をした。
Bangladesh News/The Daily Star 20240910
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/nhrc-takes-steps-look-it-3698666
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