中国の需要懸念で銅価格が下落

[Financial Express]ロンドン、9月10日(ロイター):銅価格は、新たなデータを受けて中国経済の健全性と金属需要に関する懸念が根強く、10日に下落した。

ロンドン金属取引所(LME)の3か月物の銅は、公式オープンアウトクライ取引で前日の1.1%上昇から0.4%下落し、1トン当たり9,063.50ドルとなった。

火曜日のデータは、最近の一連の弱い数字にさらに加わるもので、中国の未加工銅輸入量は8月に16カ月ぶりの低水準に落ち込み、総輸入量も需要の弱さを反映して予想を下回った。

「中国の経済情勢は明らかに弱く、消費者は落ち込んでおり、売れない不動産が大量に余っている」とアマルガメイテッド・メタル・トレーディングの調査部長ダン・スミス氏は語った。

アジアのトレーダーは銅価格が1トン当たり8,450ドルまで下落すると予想した。しかしスミス氏は、状況が全て暗いわけではないと述べた。

スミス氏はさらに、7月までの中国の6つの電子機器事業分野で需要が平均16%増加していると付け加えた。


Bangladesh News/Financial Express 20240911
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/copper-drifts-lower-on-china-demand-concerns-1725981574/?date=11-09-2024