金価格が下落。

[Financial Express]ロイター通信によると、米国のインフレデータを受けて投資家らが来週の連邦準備制度理事会(FRB)による大幅な利下げへの期待を縮小したことでドルと国債利回りが上昇し、金価格は水曜日に下落した。

金現物は東部標準時午前9時40分(GMT午後1時40分)時点で0.4%下落し、1オンス当たり2,505.17ドル。米金先物は0.4%下落し、2,533.70ドル。

データを受けてドル指数は0.1%上昇し、指標となる米10年国債利回りも小幅上昇し、金に圧力がかかった。

米国の消費者物価は8月にわずかに上昇したが、基調的なインフレ率はやや堅調な動きを見せており、FRBが来週0.5ポイントの利下げを実施するのを思いとどまらせる可能性がある。

「インフレは依然として存在し、消費者は依然としてそれを感じている。半分の利下げは消費者が諦めていることを示す。…0.25%の利下げは、現時点で消費者がほぼやらざるを得ない状況だ」と、RJOフューチャーズのシニア市場ストラテジスト、ボブ・ハバーコーン氏は語った。

CMEフェドウォッチのツールによると、市場は現在、25ベーシスポイントの米利下げの可能性を85%織り込んでいるが、データ発表前の71%から上昇している。

ロイターの調査では、エコノミストの過半数が、FRBは2024年に残る3回の政策会合でそれぞれ25ベーシスポイントの利下げを行うと回答した。来週の0.5パーセントポイントの利下げを予想したのは101人中わずか9人だった。

市場は今後、木曜日に発表される米国の生産者物価指数と新規失業保険申請件数に注目するだろう。

その他の金属のうち、銀現物は0.2%上昇して1オンス当たり28.44ドル、プラチナは0.4%上昇して941.30ドル、パラジウムは1.4%上昇して978.39ドルとなった。


Bangladesh News/Financial Express 20240912
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/gold-prices-decline-1726066373/?date=12-09-2024