[The Daily Star]暫定政府が供給増強に向けた一連の措置を開始したため、現在も続いている停電状況は今後3週間以内に緩和されるだろう。
電力・エネルギー・鉱物資源省顧問のムハンマド・フォズル・カビール・カーン氏は、バラプクリア石炭火力発電所の修復工事が開始され、アダニ・パワー社には電力供給の増強が要請されていると述べた。
さらに、政府はLNGの輸入を開始したと、バングラデシュエネルギー記者フォーラムとの意見交換会で述べた。
その後、現在も続いている停電状況は今後3週間以内に緩和されるだろうとカーン氏は付け加えた。
一方、サミット・グループは昨日、同社の浮体式貯蔵再ガス化ユニット(FSRU)が液化天然ガス(LNG)の船から船への移送と再ガス化の準備が整い、1日当たり5億立方フィート(ミリグラム)の再ガス化LNGを国内送電網に送出できるようになったと発表した。
ターミナルは5月27日、サイクロン「レマル」が沿岸地域を襲った際に被害を受けた。それ以来、利用できなくなっている。海外での修復作業後、何度か再開が試みられたが、失敗に終わった。
その後、バングラデシュのLNG供給能力は過去3か月半で1,100 ミリグラムからわずか600 ミリグラムにまで減少し、電力、肥料、産業部門に支障をきたした。
産業部門における電力、肥料、ガスの需要を満たすFSRUの国家的重要性を考慮し、サミットの職員は国際パートナーとともに、国内送電網へのガス供給を再開するために24時間休みなく取り組んできた。
「サミットは修理関連の支出に数百万ドルを費やした」と付け加えた。
ペトロバングラ社の関係者はデイリースター紙に対し、LNGの追加購入手続きは進行中だと語った。LNG貨物がバングラデシュに到着すればサミットターミナルの運営は再開されるだろうと同氏は付け加えた。
今月1日以降、気温上昇による電力需要の高まりに発電が追いつかず、停電が頻繁に発生している。
Bangladesh News/The Daily Star 20240912
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/power-supply-improve-three-weeks-3700791
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