インドのパーム油輸入、買い手が大豆油に切り替えて急減

[Financial Express]ムンバイ、9月12日(ロイター):インドの8月のパーム油輸入量は前月比25%以上減少した。主な要因は、国内在庫が十分にあることと、利益率がマイナスで精製業者が熱帯産パーム油の購入を控えたことである、と主要貿易団体が12日発表した。

世界最大の植物油輸入国による購入量の減少は、主要生産国であるインドネシアとマレーシアのパーム油在庫の増加につながり、指標となる先物価格に重くのしかかる可能性がある。

インド溶剤抽出協会(SEA)は声明で、インドの8月のパーム油輸入量は79万7482トンと7月より26%減少したと発表した。

大豆油の輸入量は16%増の454,639トン、ヒマワリ油の輸入量は22.5%減の284,108トンとなった。

パーム油とヒマワリ油の輸入減少により、同国の食用油の総輸入量は17%減少し、153万トンとなった。


Bangladesh News/Financial Express 20240913
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/indias-palm-oil-imports-plunge-as-buyers-shift-to-soyoil-1726154338/?date=13-09-2024