BDは多くのサプライチェーンを分散化:WTO事務局長

[Financial Express]ジュネーブ(スイス)、9月12日(BSS):世界貿易機関(WTO)のンゴジ・オコンジョイウェアラ事務局長は、バングラデシュはテックパークを建設することで環境を整え、多くのサプライチェーンを分散化した国であると語った。

「発展途上国にとっての新たな機会は、グローバルサプライチェーンの多様化に向けた取り組み、デジタル化による貿易コストの削減(これらはサービス主導の成長の新たな機会を生み出している)、そして世界経済の脱炭素化に向けた取り組み(これらは再生可能エネルギー源が豊富な地域で新たな比較優位の源泉を生み出し、発展途上国に埋蔵されている特定の重要鉱物の需要を増加させている)から生まれている」と彼女は述べた。

WTO事務局長はWTO本部で最近行われた記者会見でこのように述べた。

彼女は、地元の労働力のスキル、インフラ、ビジネス環境、地元のサプライチェーンの競争力を向上させることは、外国直接投資(FDI)を誘致し、地元経済への利益を最大化するのに役立つと述べた。

「貿易の拡大と改善こそが、人々や地域を世界経済の周縁から主流へと導く道である。この目標を達成するには貿易政策だけでは不十分だ。貿易、そして経済全体をすべての人にとって有益なものにするためには、補完的な国内政策が必要だ」と彼女は付け加えた。

ンゴジ・オコンジョイウェアラ氏は質問に答えて、バングラデシュやネパールのような国々は2026年に後発開発途上国(LDC)を卒業した後も、しばらくは同様の恩恵を受け続けるだろうと述べた。

2月26日から3月1日までアブダビで開催された第13回WTO閣僚会議において、加盟国の閣僚らは、卒業後も卒業後開発途上国への貿易上の利益を継続することに合意したと彼女は付け加えた。


Bangladesh News/Financial Express 20240913
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-market/bd-decentralised-lots-of-supply-chains-wto-dg-1726158393/?date=13-09-2024