[The Daily Star]元IT起業家の上司ファヒム・サレハ氏を殺害し遺体を切断した罪で有罪判決を受けた個人秘書が火曜日、懲役40年から終身刑を宣告されたと、マンハッタンの地方検事の話としてAP通信が報じた。
バングラデシュのライドシェアベンチャー企業パタオの共同創業者であり、ナイジェリアを拠点とするバイク新興企業ゴカダのCEOであるサレ氏は、2020年7月13日にニューヨーク市マンハッタンのアパートで死亡しているのが発見された。
AP通信によると、タイリース・ハスピル容疑者(25歳)は、2020年に起きた元上司の死に関与したとして、殺人、サレハ氏からの約40万ドルの窃盗、その他の罪で6月に有罪判決を受けた。
検察官によると、ハスピル氏はサレハ氏の助手として雇われ、サレハ氏はサレハ氏の事業から資金を横領し始めた。ハスピル氏は1年後に辞職したが、サレハ氏が窃盗に気づき、刑事訴追を逃れるためハスピル氏に2年かけて返済させた後も、金を盗み続けた。
検察当局によると、ハスピル氏は、元上司がサレハ氏の会社から窃盗を続けていることを発見することを懸念し、サレハ氏を殺害することを決意したという。
2020年7月13日、黒いスーツとマスクを着用したハスピル容疑者は、マンハッタンにある高級マンションのエレベーターにサレハ容疑者を追いかけ、エレベーターのドアが開いてサレハ容疑者のアパートに入ると、背後からテーザー銃で電気ショックを与えた。当局によると、サレハ容疑者は床に倒れ、ハスピル容疑者は刺殺した。
ハスピル容疑者は翌日、電気のこぎりで遺体を切断するためにアパートに戻ったが、のこぎりの電池が切れたため充電器を買いに出かけた。ハスピル容疑者が外出している間に、サレハ容疑者のいとこがアパートに到着し、切断された遺体を発見した。
警察は数日後にハスピルを逮捕した。
Bangladesh News/The Daily Star 20240913
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/crime-justice/news/killer-pathao-founder-gets-40-years-jail-3700991
関連