[The Daily Star]保健専門家は、入院患者数が比較的少ないにもかかわらず、チッタゴンでのデング熱による死亡率が高いことを懸念している。
チッタゴン地区の公衆衛生局のデータによると、過去24時間にデング熱患者34人が入院し、今年の入院者数は合計764人となった。
一方、チッタゴン医科大学病院ではさらに1人の患者が死亡し、死者数は10人となった。
この港湾都市の死亡率は現在1.30%で、全国平均の0.60%の2倍以上となっている。
保健省によると、全国でデング熱患者1万6,819人が入院し、102人が死亡したと報告されている。
CMCH医学部准教授のアブドゥル・ロブ博士は、死亡率が高い原因としてデン2血清型の可能性を指摘した。
「昨年の調査で、チッタゴンのデング熱患者の75%が、他の血清型よりも危険なデン2に感染していたことが判明しました」と同氏は述べた。「致死率の高さは、今年もデン2が流行する可能性があることを示唆しています。」
同氏はまた、重篤な患者の入院が遅れることが死亡率の高さにつながっていると強調した。「嘔吐、腹痛、低血圧、出血などの危険な兆候があれば、直ちに入院させるべきだ」と同氏は付け加えた。
CMCH医学助教授のアブドラ・アブ・サイード博士は、併存疾患を持つ患者は特に脆弱であり、迅速な治療が必要だと述べた。
チッタゴンのいくつかの地域の住民は、チッタゴン市当局がネッタイシマカの駆除に何も対策を講じていないことに不満を訴えている。
アスカル・ディギの住民ラトナ・ゴーシュさんは、ここ数日、CCC職員はこの地域で殺虫剤を散布していないと語った。
CCCの最高経営責任者シェイク・ムハンマド・タウヒドゥル・イスラム氏はこれらの主張を否定し、作業員らが10の区域に分けられた全41区で殺虫剤を散布していると述べた。
同氏は、住宅地での蚊の繁殖を防ぐため、移動式防護活動が間もなく開始されると付け加えた。
Bangladesh News/The Daily Star 20240913
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/fatality-rate-more-double-the-national-average-3701766
関連