[The Daily Star]中国は、バングラデシュおよびその他の後発開発途上国(LDC)からの製品に100%無税でアクセスできるようにすることを決定した。
中国のヤオ・ウェン駐バングラデシュ大使は昨日、外務省でバングラデシュのジャシム・ウディン外務大臣を訪問した際にこの決定を伝えた。
「中国大使は9月初旬の中国・アフリカ首脳会談で、中国はバングラデシュを含む後発開発途上国に100%の関税を課すことを決定したと述べた」とジャシム氏は記者団に語った。
2022年、中国はバングラデシュ製品の98%に無税アクセスを許可しており、その中には皮革および皮革製品を中心に383の新製品が含まれている。
2020年には、バングラデシュ製品の97パーセントがこれに該当した。
中国はバングラデシュ最大の貿易相手国である。2022~23年度に中国からバングラデシュへの輸出額は186億ドル以上で、バングラデシュから中国への輸出額は約6億7600万ドルだった。
ジャシム氏は、暫定政権発足後の外国直接投資の大半は中国からのもので、その額は約800万ドルに上ると付け加えた。
「中国への輸出が増加すると期待している」と彼は述べ、バングラデシュからのマンゴー輸出手続きはほぼ完了していると付け加えた。
「来年から中国にマンゴーを輸出できる」と外務大臣は述べ、バングラデシュはジャックフルーツやグアバなど他の果物の輸出についても中国と協力していると付け加えた。
2020年度、中国は2兆4000億ドル相当の商品を輸入したが、そのうちバングラデシュの輸出はわずか0.05%に過ぎず、中国市場に存在する貿易の余地が非常に大きいことが浮き彫りになった。
開発研究政策統合委員会のMA・ラザケ委員長は論文の中で、バングラデシュが中国の輸入のわずか1%のシェアを獲得できれば、250億ドルの輸出収入が得られる可能性があると述べた。
しかし、経済学者たちは、バングラデシュが中国への輸出を増やすためには、衣料品産業に大きく依存している輸出品目を多様化する必要があると見ている。
「我々は地域的、多国間の問題についても議論した。国際フォーラムで互いに支援し合うことについても議論した」とジャシム氏は述べた。
また、姚文氏も洪水対策に関して支援を申し出たと付け加えた。
来年は中国とバングラデシュの外交関係樹立50周年に当たるため、この点についても議論された。
Bangladesh News/The Daily Star 20240913
https://www.thedailystar.net/business/news/china-gives-duty-free-access-all-products-bangladesh-3701946
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