[Financial Express]シカゴ、9月15日(ロイター):シカゴ商品取引所(CBOT)の小麦先物は、ロシアとウクライナの戦争をめぐる緊張の高まりで黒海産小麦の輸出を巡る不確実性が高まり、週の最終取引日となる金曜に12週間ぶりの高値に達した。
小麦とトウモロコシの主要供給国であるウクライナが木曜日、ロシアがNATO加盟国ルーマニア近海で戦略爆撃機を使って民間の穀物船を攻撃したと非難したことを受けて、トレーダーらは黒海に注目した。世界最大の小麦輸出国であるロシアはコメントを控えた。
小麦市場も天候リスクと格闘しており、ロシアとウクライナでは乾燥により冬小麦の播種が妨げられている。トレーダーらによると、ドル安もCBOT先物相場のさらなる支援材料となり、輸入業者にとって米国産作物の魅力が増すとみられる。フューチャーズワンの商品ブローカー、マット・ウィーガンド氏は「世界情勢に反応するとき、それはかなり一時的なものだ」と述べた。
CBOTトウモロコシは7-1/4セント上昇して1ブッシェル当たり4.13-1/4ドル、大豆は4-1/2セント下落して1ブッシェル当たり10.06-1/4ドルとなった。
Bangladesh News/Financial Express 20240916
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/chicago-wheat-futures-hit-12-week-peak-1726417283/?date=16-09-2024
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