[Financial Express]シアトル、9月15日(ロイター):ボーイング社のストライキは「しばらく続く可能性がある」と、労働者らは賃上げ額の拡大と年金の改善を得られると確信していると、労働組合のリーダー、ジョン・ホールデン氏は土曜日、全米公共ラジオ(NPR)とのインタビューで語った。
シアトルとポートランドでボーイング社のベストセラー機737MAXやその他のジェット機を生産している国際機械工航空宇宙労働組合(IAM)の3万人を超える組合員は、新契約を圧倒的多数で否決した後、金曜日にストライキを開始した。
ホールデンが承認した当初の契約案を労働者の94%以上が拒否票を投じたことを受け、ボーイングと労組の交渉担当者は来週、米連邦調停人の監督下で交渉のテーブルに戻る予定だ。
ホールデン氏は、組合員にとっての優先事項は、賃金の大幅な引き上げと、10年前のボーイングとの前回の交渉でIAMが失った確定給付型年金制度の復活だと述べた。
「われわれは歴史上最も好機に最大の影響力と権力を持っており、組合員はわれわれがそれを利用することを期待している」とホールデン氏はNPRに語った。「組合員が自信を持っていることはわかっている。彼らは肩を並べて立ち、準備万端だ。だから(ストライキは)しばらく続くかもしれない」
当初の契約には、4年間にわたる25%の賃上げと、契約期間の4年以内に航空機計画が開始された場合、ボーイング社が次期商用ジェット機をシアトル地域で製造するという約束が含まれていた。
組合員らは、長年の賃金停滞と生活費の上昇に不満をぶちまけ、ボーイングの提案から業績ボーナスが削除されれば、目立った給与増額の半分が消えてしまうだろうと述べた。
ボーイングの株価は金曜日に3.7%下落した。今年に入ってからこれまでに40%近く下落しており、同社の時価総額は約580億ドル減少している。
Bangladesh News/Financial Express 20240916
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/boeing-strike-could-drag-on-as-workers-push-for-higher-wages-union-leader-1726417211/?date=16-09-2024
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