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中国は米国の関税引き上げに反対、自国の企業の利益を守る措置を誓う

[Financial Express]北京、9月15日(ロイター/AP通信):中国商務省は15日の声明で、中国からの輸入品に対する米国の関税引き上げに断固反対すると述べ、米国に対し「不正行為」を直ちに是正し、中国製品に課せられた関税を全て撤廃するよう求めた。

声明では「中国は中国企業の利益を断固として守るために必要な措置を講じる」としている。

一方、中国経済は8月に軟化し、需要刺激策として支出拡大の圧力に直面し、工業活動と不動産価格の低迷が続いた。

国家統計局が土曜日に発表したデータによると、今月は7月と比較して工業生産、小売売上高、不動産の活動が弱まっていることが示された。

同局の主任エコノミスト、劉愛華氏は記者会見で「外部環境の変化から生じる悪影響が増大していることを認識する必要がある」と述べた。

劉氏は、国内の需要は依然として不十分であり、持続的な経済回復は依然として多くの困難と課題に直面していると述べた。

中国は、消費者需要の弱さ、根強いデフレ圧力、工場活動の縮小など、コロナ後の経済の停滞に苦しんでいる。

中国指導部は、パンデミック中に停滞し、依然として期待よりも成長が遅い経済を活性化させるため、製造業への投資を強化している。

北京はまた、経済成長を後押しするために大規模な景気刺激策を実施するよう求める圧力の高まりにも対処しなければならない。

同局が発表したデータによると、8月の工業生産は前年比4.5%増加したが、7月の5.1%増からは減少した。

小売売上高は前年同期比2.1%増で、先月の2.7%増より鈍化した。

固定資産投資は1月から8月にかけて3.4%増加したが、最初の7か月間の3.6%から減少した。

一方、不動産への投資は昨年に比べて1月から8月まで10.2%減少した。

土曜日に発表された数字は、8月の貿易データで輸入が前年比でわずか0.5%増加したと示された後のもの。

月曜日に発表されたデータによると、消費者物価指数は8月に0.6%上昇し、予想を下回った。当局は、消費者物価指数の上昇は悪天候による食品価格の上昇によるものだとしている。


Bangladesh News/Financial Express 20240916
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-market/china-opposes-us-tariff-hikes-vows-steps-to-defend-its-firms-interests-1726419046/?date=16-09-2024