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米連邦準備制度理事会は2020年以来初の利下げを発表すると予想されている

[Financial Express]ワシントン、9月15日(AFP):米連邦準備制度理事会(FRB)は水曜日、4年以上ぶりとなる利下げを発表する準備を進めており、政策担当者らは米大統領選挙まで2カ月を切った中でどの程度の規模の利下げを行うべきかを議論するとみられる。

米連邦準備制度理事会(FRB)のジェローム・パウエル議長を含む米中央銀行の高官らはここ数週間、インフレが中央銀行の長期目標である2%に向けて緩和し、労働市場が引き続き冷え込んでいることから、今月中に利下げを行うと示唆している。

連邦議会から物価の安定と最大限の持続可能な雇用の両方を確保するため独自に行動するという二重の使命を負っているFRBは、利下げの決定は経済データのみに基づいて行うと繰り返し強調している。

しかし、水曜日の利下げは、共和党前大統領のドナルド・トランプ氏と民主党現副大統領のカマラ・ハリス氏とが争う選挙の直前に実施されるため、パウエル氏にとって依然として頭痛の種となる可能性がある。

「FRBは自分たちは政治的な存在ではないと主張していると思うが、われわれは今、本当に荒々しいサイクルの中にいる」とノースイースタン大学の経済学准教授アリシア・モデスティノ氏はAFPに語った。

今週の火曜日と水曜日の政策担当者らの議論は、25ベーシスポイントか50ベーシスポイントのどちらを動かすかに焦点が当てられるだろう。

しかし、いかなる規模の利下げも、新型コロナウイルス感染症の流行を通じて米国経済を支えるために金利をほぼゼロに引き下げた2020年3月以来、FRBにとって初めての利下げとなる。

FRBは、パンデミック後の供給不足とウクライナ戦争を主な原因とするインフレの急上昇に対応して、2022年に金利引き上げを開始した。


Bangladesh News/Financial Express 20240916
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/us-fed-expected-to-announce-its-first-interest-rate-cut-since-2020-1726419466/?date=16-09-2024