[Financial Express]コロンボ、9月17日(AFP):今週再選を目指すスリランカの右派大統領ラニル・ウィクラマシンハ氏は、自身を経済的に困難な国を救うことができる「指定された生存者」と称している。
しかし批評家らは、6度の首相経験を持つ75歳の同氏は暗殺や辞任で生じた権力の空白を利用して地位を上げ、状況の恩恵を受けてきたと指摘する。
これにより、同氏は2022年に最高責任者に就任した。同氏は、国の財政破綻に激怒した抗議者らによって強権的なゴタバヤ・ラジャパクサ氏が大統領の座から追われた後、議会によって政治的忘却から救われ、暫定指導者に選出された。
元ジャーナリストで弁護士に転身したウィクラマシンハ氏は、「たとえ一日でも大統領になる」という夢を実現したと語った。
自由市場改革論者の同氏は、自身が交渉した29億ドルのIMF救済融資を支えるために厳しい緊縮財政策を推し進めるにはもう一期務める必要があると述べている。
ウィクラマシンハ大統領は、インフレが70%に急上昇し、深刻な食糧と燃料の不足に見舞われた後、南アジアの島国の経済を安定的な基盤に戻すことができるベテラン指導者であると自らを位置づけている。
「経験の浅いリーダーに投票することは、我々の将来を賭けることだ」とウィクラマシンハ氏はマニフェストで述べた。
「今回の選挙は、スリランカにとって安定し繁栄した未来を選ぶか、それともすべての家族にとっての混乱と不確実性への回帰を選ぶかの選択だ」と彼は付け加えた。
Bangladesh News/Financial Express 20240918
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/wickremesinghe-seeks-another-term-as-president-1726591357/?date=18-09-2024
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