[Financial Express]ロイター通信によると、投資家が米連邦準備制度理事会(FRB)が4年以上ぶりに金融緩和サイクルを開始するのを待ち望んだため、金価格は水曜日に上昇した。
金現物は東部標準時午前9時30分(グリニッジ標準時午後1時30分)時点で0.3%上昇し、1オンス当たり2,577.75ドルとなり、月曜日に記録した過去最高値2,589.59ドルを下回った。米国の金先物は0.5%上昇し、2,604.30ドルとなった。
「すべてはFRBの利下げを予想しているだけだと私は思う。金価格は中東情勢によっても支えられている」とRJOフューチャーズのシニア市場ストラテジスト、ダニエル・パビロニス氏は語った。
連邦準備制度理事会は2020年以来初めて金利を引き下げる可能性が高いが、政策担当者が0.5パーセントポイントの引き下げを選択するか、あるいはより小規模な引き下げを選択するかは不透明だ。
CMEフェドウォッチツールによると、トレーダーらは50ベーシスポイントの利下げの可能性を63%と織り込んでいる。
コメルツ銀行のアナリストらはメモの中で、「われわれの予想通り、FRBが金利を『わずか』25ベーシスポイント引き下げたとすれば、市場に失望をもたらし、金価格を圧迫する可能性が高い」と指摘した。
「FRB会合後に金価格が上昇し、史上最高値を更新するためには、本日金利を50ベーシスポイント引き下げる必要があり、さらに大幅な金利引き下げが明確に示される必要がある。」
銀現物は月曜日に2カ月ぶりの高値を付けた後、0.3%下落して1オンス当たり30.63ドルとなった。
「最近の売りの後、金価格の上昇とともに銀価格は回復している。投機筋とETF(上場投資信託)の銀保有量は増加している」とANZはメモで述べた。
プラチナは0.8%下落して973.65ドルとなった。パラジウムは2.5%下落して1,088.00ドルとなった。
Bangladesh News/Financial Express 20240919
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/gold-gains-as-markets-gear-up-for-feds-rate-verdict-1726675129/?date=19-09-2024
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