ニュージーランド経済、景気後退の兆しで再び減速

ニュージーランド経済、景気後退の兆しで再び減速
[Financial Express]ウェリントン、9月19日(AFP):ニュージーランドの経済は木曜の公式データによれば第2四半期に縮小し、国を景気後退に近づけた。

ニュージーランド統計局が明らかにした4~6月期の0.2%の四半期縮小は、その前の3か月間の0.1%の低調な成長に続くものだった。

高価格、借入コストの上昇、住宅危機が消費者の重荷となり、主要乳製品部門の輸出は減少した。

景気後退は通常、2四半期連続の縮小と定義されます。

しかし、ニュージーランドは過去5四半期のうち3四半期で経済が縮小しており、名ばかりの不況に陥っていると観測筋は考えている。

「経済活動は3度の谷を記録した。しかし、実質的には2年間続いた不況だ」と、キウイバンクのチーフエコノミスト、ジャロッド・カー氏は語った。

「GDP報告書はすでに古く、時代遅れだ。そして、それは我々がすでに知っていたことを伝えている。ニュージーランドは長期にわたる不況に陥ったままだ」ニコラ・ウィリス財務相は、インフレ対策として金利を高く維持してきたニュージーランド準備銀行に全面的に責任を負わせた。

米連邦準備制度理事会(FRB)が水曜日に政策金利を0.5ベーシスポイント引き下げたことを受け、銀行は借入コストの引き下げ圧力をさらに受ける可能性が高くなる。

ウィリス氏は、大半の予測では第3四半期に再び景気後退が予測されているにもかかわらず、経済回復の兆しが見え始めていると主張した。

「ニュージーランド経済は回復力があり、回復するだろう」と彼女は語った。


Bangladesh News/Financial Express 20240920
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-market/nzs-economy-slows-again-as-recession-looms-1726764509/?date=20-09-2024