マレーシア、イスラム団体のCEOと他の指導者を拘束

[Financial Express]クアラルンプール、9月19日(AP通信):マレーシア警察は木曜日、性的虐待を受けたとみられる数百人の児童が今月、同団体と関係のある福祉施設から救出されたことを受けて捜査中のイスラム系ビジネス団体の最高経営責任者(CEO)と他の幹部を拘束した。

国家警察長官ラザルディン・フセイン氏は、クアラルンプールのマンションを警察が捜索した結果、男性12人と女性7人が拘束されたと述べた。彼らの年齢は25歳から65歳まで。

ラザルディン氏はAP通信に対し、拘束された者の中にはグローバル・イフワン・サービス・アンド・ビジネスのCEO、ナシルディン・モハマド・アリ氏とGISBの諮問委員会メンバー数名が含まれていると語った。AP通信が確認した逮捕者リストにはナシルディン氏の妻4人のうち2人と子ども2人が含まれていた。

1994年に政府により異端とみなされ禁止されたイスラム教宗派アル・アルカムの指導者、故アシャリ・モハメド氏の親族もリストに名を連ねている。グローバル・イフワーンはアシャリ氏が創設し、2010年の同氏の死後も繁栄した。

ナシルディン氏は以前、ビデオの中で、GISBの施設内で性交行為が行われる可能性があると述べたが、不正行為は否定した。

この逮捕は、警察が9月11日にGISBに関連する20の福祉施設から402人の児童を救出した後に行われた。この事件では数十人の容疑者が逮捕され、国民の怒りを買って、児童保護と保育施設の監視強化を求める声が高まった。

ラザルディン氏は、1歳から17歳までの子供たちの中には、保護者から強姦され、お互いに性的虐待をするよう教えられた者もいると述べている。子供たちは医療処置を受けられず、言うことを聞かない罰として熱い金属のスプーンで焼かれたとも語った。

ラザルディン氏は、これまでの医療検査で、少なくとも13人の若者が性的暴行を受け、172人の子供が長期にわたる身体的・精神的傷害を負ったことが判明したと述べた。

警察によれば、子どもたちの両親はグローバル・イフワーンの職員で、幼いころから施設に預けられ、幼いころから同組織に忠誠を誓うよう教え込まれたとみられる。子どもたちは、寄付金を集めるために利用されていたともみられる。


Bangladesh News/Financial Express 20240920
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/msia-detains-ceo-other-leaders-of-islamic-group-1726761703/?date=20-09-2024