[Financial Express]ロイター通信によると、シカゴ小麦は金曜日に上昇し、欧州の生産減少に対する懸念から、3カ月以上ぶりの週間上昇率を記録した。
アナリストらによると、大豆は3週間ぶりの高値に上昇し、トウモロコシも需要増加に伴い小幅上昇した。
シカゴ商品取引所(CBOT)で最も取引量が多かった小麦先物Wv1は2セント上昇して1ブッシェル当たり5.51ドル半で取引を終え、トウモロコシ先物Cv1は5セント上昇して1ブッシェル当たり4.01ドルで取引を終えた。
大豆スヴェト1は7セント半上昇して1ブッシェル当たり10ドルで終了し、8月9日以来の高値となった。
今週4%以上上昇した小麦市場は、5月中旬以来最大の週間上昇となった。大豆は今週3%近く上昇し、4か月ぶりの週間上昇となった。トウモロコシは5週間ぶりに週間上昇となった。
欧州委員会は木曜日、2024/25年度の欧州連合(EU)における普通小麦の使用可能生産量の見通しを、前月予想の1億2080万トンから1億1610万トンに引き下げ、4年ぶりの低水準とした。
市場関係者は、中西部の最近の暑く乾燥した天候により、米国のトウモロコシと大豆の豊作期待が損なわれるのではないかと懸念している。しかし、降雨量と穏やかな天候の予報により懸念は和らいだとトレーダーらは述べた。
米農務省は金曜日の日報システムで、輸出業者らが中国に米国産大豆13万2000トン、コロンビアに大豆粕10万トンを販売したと発表した。
8月22日までの週の米国のトウモロコシと大豆の輸出販売は、2024/25年の販売に対するアナリストの予想を上回った。
「需要は若干改善している。トウモロコシの販売が見られ、中国がようやく大豆を買い付けに来始めている」とアドバンスト・エコノミック・ソリューションズのビル・ラップ社長は語った。
Bangladesh News/Financial Express 20240921
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/wheat-rises-on-european-supply-issues-corn-and-soy-in-greater-demand-1726847639/?date=21-09-2024
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