[Financial Express]ロイター通信によると、金価格は金曜日に過去最高値付近で推移し、米連邦準備制度理事会(FRB)による最近の大幅な利下げと、さらなる利下げが近づいている兆候を受けて、週間で上昇する見込みとなっている。
金現物は、0539GMT時点で0.3%上昇して1オンス当たり2,593.79ドルとなり、今週これまでのところ約0.7%上昇している。
金価格は、FRBが0.5パーセントポイントの利下げで金融緩和サイクルを開始したことを受けて、水曜日に過去最高の2,599.92ドルまで上昇した。FRBはまた、年末までにさらに0.5ポイント、来年には1ポイント、2026年にはさらに0.5ポイントの利下げを行うと予想している。
米国の金先物は0.2%上昇し、2,618.70ドルとなった。
「現在の傾向は金にとって非常に好ましい。この好ましい市場状況が続けば、価格は今後12カ月で2,600ドルから2,800ドルに達する可能性がある」とキャピタル・ドットコムの金融市場アナリスト、カイル・ロッダ氏は述べた。
米国の金利低下と地政学的不確実性により、金の魅力が高まっている。
中東では、イスラエルの戦闘機が木曜遅くにレバノン南部に対して、ほぼ1年にわたる戦争の中で最も激しい空爆を実施し、イスラエルとレバノンの武装組織ヒズボラとの対立が激化した。
BMIはメモの中で「米ドル安と債券利回りの低下、さらに地政学的緊張の高まりを背景に、金価格は今後数カ月間、堅調に推移すると予想される」と述べた。
一方、世界最大の金地金消費、精錬、輸送拠点であるスイスの税関データによると、中国は8月に2021年1月以来初めてスイスからの金輸入を控えた。
銀現物は0.8%上昇して1オンス当たり31.03ドルとなり、パラジウムは横ばいの1オンス当たり1,080.25ドルで取引された。
プラチナは0.2%下落して986.95ドルとなり、今週これまでに約0.8%下落した。
Bangladesh News/Financial Express 20240921
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/gold-nears-record-set-for-weekly-gains-1726847550/?date=21-09-2024
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