[Financial Express]イスラマバード、9月20日(アラブニュース):武装勢力が木曜遅くにパキスタン北西部の警備拠点に発砲し、少なくとも6人が死亡したと軍が金曜の声明で発表し、襲撃者による施設突入の試みを阻止したと述べた。
この攻撃はイスラム過激派組織「パキスタン・タリバン運動(TTP)」が犯行声明を出したもので、木曜から金曜にかけてアフガニスタンとの国境沿いで起きた2度の激しい衝突のうちの1つだった。この南アジアの国は、北西部でのイスラム過激派による攻撃の再燃と、南部での民族分離主義反乱の激化に直面している。
「部隊は勇敢に戦い、侵入の試みを阻止した」と軍の情報部門である統合軍広報部は声明で述べ、激しい銃撃戦で治安要員6人が死亡したと付け加えた。
声明によると、南ワジリスタンの不安定な部族地区で起きたこの銃撃戦で、襲撃者5人が死亡した。隣の北ワジリスタン地区で起きた別の事件では、軍がアフガニスタンからパキスタンに入国しようとした武装勢力7人組を殺害し、大量の弾薬と爆発物を押収したと発表した。
イスラマバードは、TTPがアフガニスタンを拠点としており、タリバン政権が国境付近で同グループに安全な避難場所を提供していると主張している。タリバンはこれを否定している。
TTPはアフガニスタンのタリバン運動とは別組織だが、2021年に米国主導の国際軍が同国から撤退した後、現在アフガニスタンを統治しているイスラム主義グループに忠誠を誓っている。パキスタンの国連常駐代表ムニール・アクラム氏は今週、安全保障理事会に対し、TTPは現在自国に対する脅威としか認識されていないが、間もなくアルカイダなどのグループを含む「世界的なテロ目標の先鋒」になる可能性があると警告した。
Bangladesh News/Financial Express 20240921
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/militants-kill-six-pakistani-security-personnel-in-attack-1726846175/?date=21-09-2024
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