[Financial Express]ロイター通信が報じたところによると、エネルギー情報局(EIA)によると、今月第2週に米国の原油在庫は1年ぶりの低水準に落ち込んだが、燃料在庫は増加した。
EIAによると、9月13日までの週の原油在庫は160万バレル減の4億1750万バレルとなり、ロイターがまとめたアナリスト予想の50万バレル減を下回った。
戦略石油備蓄を除く在庫は、2023年9月以来の最低水準となった。中西部では、原油在庫が2014年12月以来の最低水準に減少した。
EIAによると、米原油先物の受け渡し拠点であるオクラホマ州クッシングでは、在庫が200万バレル減少した。
「最も興味深い展開は、クッシングでの新たな引き分けだ。現在、11週中10週下落している」と船舶追跡会社クプラーのアナリスト、マット・スミス氏は述べた。
クッシングの原油在庫は2,270万バレルで、ほぼ1年ぶりの低水準となった。
バイソン・インタレストの最高投資責任者ジョシュ・ヤング氏は「クッシングの在庫は懸念すべき低水準、つまり底値近くまで落ち込んでいる」と述べた。
EIAによると、ハリケーン・フランシーヌの影響で米メキシコ湾岸の港湾活動が鈍化したため、米国の原油純輸入量は日量180万バレル減少した。
未計上原油を追跡するEIAの調整数値は82万7000バレルで、前週から129万バレル増加した。
製油所の原油生産量は1日当たり28万2000バレル減少し、製油所の稼働率は0.7パーセントポイント低下して総生産能力の92.1パーセントとなった。
EIAによると、ガソリン在庫は10万バレル増加して2億2160万バレルとなり、20万バレルの増加という予想を下回った。
ディーゼル油や暖房用油を含む留出油の在庫は60万バレルの増加が予想されていたが、10万バレル増加して1億2510万バレルとなった。
米国のガソリン先物と暖房用燃料先物は、燃料在庫の増加が予想より少なかったことを受けてプラスに転じた。
Bangladesh News/Financial Express 20240922
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/us-crude-inventories-hits-lowest-level-in-a-year-eia-1726932186/?date=22-09-2024
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