[Financial Express]ロイター通信によると、世界中の投資家は、連邦準備制度理事会(FRB)の利下げにより待望の利下げサイクルが始まると予想し、9月18日までの週に株式ファンドを買い集めた。
LSEGのデータによれば、投資家は先週の65億4,000万ドルの純購入に続き、今週は52億1,000万ドル相当の株式ファンドを純取得した。
米連邦準備制度理事会(FRB)は政策金利を予想外に50ベーシスポイントも大幅に引き下げ、これにより株式や商品など世界中のリスク資産が上昇した。
アジア株式ファンドは16週連続で純投資を集め、総額は約27億7000万ドルとなった。欧州ファンドも大幅な流入があり、純投資額は32億9000万ドルとなった。一方、米国ファンドの純売却額は4週間ぶりの低水準となる13億7000万ドルに減少した。
セクターファンドは3週連続で純引き出しとなり、総額は約12億ドルとなった。金融セクターとテクノロジーセクターが流出を主導し、それぞれ純売却額は9億5,000万ドルと6億600万ドルとなった。
投資家は6週間連続の買い越しの後、マネー・マーケット・ファンドから約160億6000万ドルを売却し、投資家のリスク選好度の上昇を支えた。
世界の債券ファンドは39週連続で資金流入を集め、純額112億4000万ドルを獲得した。
世界の短期債券ファンドは23億ドルの資金流入となり、前週の26億5000万ドルの純購入に続き、今週も流入した。高利回り債券ファンドも17億1000万ドルの資金流入となったが、投資家は国債ファンドから約2億1800万ドルを引き揚げた。
金およびその他の貴金属ファンドは6週連続で人気を維持し、純購入額は約5億4,400万ドルとなった。一方、エネルギーファンドは4週間の流入傾向を反転し、純売却額は1億2,900万ドルとなった。
Bangladesh News/Financial Express 20240923
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/global-equity-funds-draw-big-inflows-ahead-of-fed-rate-cut-1727028031/?date=23-09-2024
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