中東紛争が新たな段階に突入、国連「極めて懸念」

中東紛争が新たな段階に突入、国連「極めて懸念」
[Financial Express]ジュネーブ、9月23日(AFP):国連は23日、レバノンにおけるイスラエルとヒズボラ間の暴力の激化に警戒感を表明し、行動と言辞が中東紛争を「新たなレベル」に引き上げていると警告した。

「レバノンでの緊張の高まりを非常に懸念し、深く憂慮している」と国連人権高等弁務官事務所のラビナ・シャムダサニ報道官はAFPに語った。

「通信機器やポケベルへの攻撃、それに続くロケット弾攻撃、双方によるロケット弾の撃ち合いは、真の緊張激化を示している」と彼女は語った。

「私たちがずっと警告してきたように、紛争の地域的波及は、紛争当事者の行動と言辞の両方が、紛争を新たなレベルに引き上げているように思われます。」

イラン外務省は月曜日、レバノンのヒズボラ拠点への致命的な攻撃を受けてイスラエルに対し「危険な結果」を警告した。

外務省報道官ナセル・カナニ氏はイスラエルの攻撃を「非常識」と呼び、「シオニストの新たな冒険の危険な結果」について警告した。

ヒズボラとイスラエル軍の間で国境を越えた砲撃の応酬がほぼ1年続いたが、今週末からの攻撃は、昨年10月7日にガザ地区でイスラエルとパレスチナのハマス武装勢力の間で戦争が勃発して以来、最も激しいものとなっている。

レバノン保健省は、イスラエル軍による月曜日の南部への攻撃で100人が死亡、400人以上が負傷したと発表。一方、レバノン国営メディアは、イスラエルからヒズボラの標的から離れるよう警告する電話が人々にかかっていると伝えた。

一方、イスラエルは月曜日に数十回の攻撃が行われ、ヒズボラの拠点300カ所以上が標的になったと発表した。

これは先週、レバノン全土でヒズボラの工作員が使用していた携帯通信機器が爆発し、少なくとも39人が死亡、約3,000人が負傷した後に起きた。ヒズボラはイスラエルを非難しているが、イスラエルはコメントしていない。


Bangladesh News/Financial Express 20240924
https://today.thefinancialexpress.com.bd/world/un-extremely-concerned-as-mideast-conflict-moves-to-new-level-1727116946/?date=24-09-2024