レバノンのヒズボラ拠点へのイスラエルの攻撃で274人死亡

[Financial Express]ベイルート、レバノン、9月23日(AFP):イスラエルの空爆により、月曜日にレバノンで21人の子供を含む274人が死亡したとレバノン保健大臣が発表した。これは、10月7日にガザで戦争が勃発して以来、国境を越えた戦闘の死者数が断然多い事態だ。

戦争は、パレスチナの過激派組織ハマスがイスラエルに対して史上最悪の攻撃を仕掛け、ヒズボラやイランが支援する地域内の他の組織が暴力に巻き込まれたことで始まった。

イスラエルは、同日中にレバノン南部と東部にあるヒズボラの拠点約800カ所を攻撃し、その後ベイルートで「標的を絞った攻撃」を実施したと発表した。ヒズボラに近い情報筋によると、首都への攻撃は同組織の幹部工作員を標的にしたものだという。

レバノン国営メディアは同国東部で新たな一連の襲撃があったと報じ、一方ヒズボラはイスラエルの5カ所を標的にしたと発表した。

フィラス・アビアド保健相は、イスラエルの攻撃によりレバノンで21人の子供と39人の女性を含む274人が死亡し、火曜日以降約5,000人が負傷したと述べた。

世界の大国はイスラエルとヒズボラに対し、全面戦争の瀬戸際から手を引くよう要請しており、ここ数日、暴力の焦点はイスラエル南部のガザ地区戦線からレバノン北部国境へと急激に移っている。


Bangladesh News/Financial Express 20240924
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