アシュリアでRMG労働者の不満が爆発

[The Daily Star]アシュリア工業地帯では昨日、賃金引き上げなどさまざまな要求をめぐり数十の工場の労働者による新たな抗議活動の波が起こり、閉鎖される衣料品工場の数が増加した。

一方、最近の一連の騒乱で主にアパレル工場52工場が閉鎖されたため、工場経営者らは業界の円滑な運営のために安全を確保するよう改めて要請した。このうち19工場は昨日閉鎖された。

アシュリア第1産業警察署のモハンマド・サルワール・アラム警視は、労働法の「働かなければ賃金も支払わない」規定に基づき、43の工場が閉鎖されたと語った。

閉鎖された工場のうち39工場はバングラデシュ衣料品製造輸出業者協会(BGMEA)の会員工場である。昨日、アシュリア地区では合計233のBGMEA会員工場が営業していた。

先週は比較的穏やかだった騒乱が再び激化する中、労働者のリーダー、工場経営者、政府関係者らが昨日ダッカの労働雇用省で三者会合を開いた。

彼らは本日、騒乱に関する共同声明を発表することで合意した。

会議の議長を務めた労働雇用大臣のAHM・シャフィクザマン氏は、BGMEAの指導者らが共同声明を発表する前に労働者の要求を同省に伝えるよう提案した。

労働者指導者らは、賃金の見直し、全工場での最新の賃金体系の完全実施、労働法の改正、年次昇給および出勤手当と食事手当の増額など20項目の要求を提起した。

その他の主な要求としては、労働者への配給制度の導入、生体認証による出勤簿の廃止と労働者のブラックリスト化、労働者に対する警察訴訟の取り下げ、布くずビジネスの合理化、工場への託児所の導入、労働者の不法解雇の撤回などがある。

シャフィクザマン氏は、BGMEAのリーダーたちは共同声明を発表する前に、賃金見直し、10パーセントの昇給、その他いくつかの要求に関する決定を省庁に報告すると述べた。BGMEAは夕方、この問題について議論するため一般会員の会議を招集した。

サミリト衣料品スラミック連盟のナズマ・アクテル会長は会議で、経営者と労働者双方が生き残れるような決断を政府に求めるよう求めた。

バングラデシュ衣料産業労働連盟の事務局長バブル・アクタル氏は、同部門でも安全が回復されることを望んでいると述べた。

スクエア・ファーマシューティカルズのタパン・チョウドリー取締役は、騒乱は製薬業界で始まったと述べ、製薬業界は「最も組織化された業界」であり、ほとんどの工場では5回のボーナスを支給し、利益を分配するほか、その他の福利厚生も行っていると語った。

ハミーム・グループの会長兼マネージング・ディレクターのAKアザド氏は、多くの中小企業が騒乱のために「大きな問題」に陥っており、多くの工場は生産を継続できないため、給料を期日までに支払うことができないだろうと述べた。

BGMEAのカンドケル・ラフィクル・イスラム会長は、昨年12月に施行された新しい賃金体系を実施できなかったため、260の工場が閉鎖されたと述べた。また、労働者の要求が満たされた後も、騒乱は続いていると述べた。

 


Bangladesh News/The Daily Star 20240924
https://www.thedailystar.net/business/news/rmg-worker-unrest-spirals-ashulia-3710026