[The Daily Star]調査によると、インドの企業活動の伸びは、需要の若干の冷え込みとコストの上昇により、9月に9カ月ぶりの低水準に鈍化した。また、サービス部門の雇用は2年ぶりの速いペースで増加した。
HSBCの速報インド総合購買担当者指数、Sしかし、全体的な経済活動は引き続き堅調で、景気拡大と景気後退を分ける50の水準である景気拡大の連続は3年を超えた。
HSBCのインド担当チーフエコノミスト、プランジュル・バンダリ氏は「インドの総合PMI速報値は9月に若干鈍化したが、2024年で最も低い成長率となった」と指摘した。
「製造業とサービス業はともに、この月は同様の傾向を示した。しかし、成長のペースは長期平均を大きく上回った。」
主要産業であるサービス業の指数は8月の60.9から今月は58.9に低下し、11月以来の最低を記録した。一方、製造業の指数は57.5から8カ月ぶりの低水準である56.7に低下した。
国内および海外市場のサービスおよび商品提供者双方にとって、需要の重要な指標となる新規事業および受注の伸びが鈍化したことにより、全体的な成長は圧迫された。製造業生産の拡大ペースは8月からほぼ変わらなかった。
需要の弱まりを浮き彫りにし、企業は、請求価格が先月に比べて低調であったため、投入コストの若干の上昇を顧客に全面的に転嫁することを控えた。企業は原材料と電気料金の上昇を指摘した。
「9月の投入コストインフレ率は若干上昇した。生産コストの上昇率は両部門で鈍化したが、製造業はより大きな減速を経験しており、利益率の大幅な減少を意味している」とバンダリ氏は付け加えた。
インド準備銀行は、8月に2カ月連続で中期目標の4%を下回ったにもかかわらず、インフレ見通しをめぐる不確実性が高まっており、引き続き神経をとがらせそうだ。次回の政策会合は10月7~9日に開催される。
しかし、新規事業の獲得への期待に支えられ、今後12か月間の事業見通しは明るいことから、企業は今月も引き続き追加スタッフを採用した。
サービス部門の雇用増加は2022年8月以来最大となり、製造業の雇用は8月よりも若干緩やかなペースではあるものの、7カ月連続で増加した。
Bangladesh News/The Daily Star 20240924
https://www.thedailystar.net/business/news/indias-business-growth-9-month-low-demand-eases-3710576
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